造作譲渡・設備
厨房機器・造作譲渡で初期費用を下げる方法|居抜き物件で見るべき設備一覧
居抜き物件の強みは、厨房機器・内装・備品を活用して初期費用を下げられることです。ただし、設備の状態や原状回復義務を見ずに契約すると、開業後に想定外の修理費・撤去費が発生します。
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1. 造作譲渡で引き継げるもの
造作譲渡の対象は、厨房機器、カウンター、客席家具、照明、空調、看板、音響、レジ、食器など多岐にわたります。ただし、リース品や貸主所有物が混ざることもあるため、譲渡対象の一覧確認が必須です。
2. 価格がつきやすい厨房機器
冷蔵・冷凍設備
業務用冷蔵庫、コールドテーブル、製氷機。年式と動作確認が重要です。
熱機器
ガスレンジ、フライヤー、オーブン、茹で麺機。ガス容量との相性を確認します。
排気設備
ダクト、フード、換気扇。重飲食では価値が高い一方、清掃状態も見ます。
給排水設備
グリストラップ、シンク、手洗い。保健所基準に合うか確認します。
3. 無償譲渡でも確認すべきリスク
造作無償は魅力的ですが、不要設備の撤去費、故障設備の修理費、原状回復義務が残る場合があります。無料で受け取るものほど、退去時に費用化する可能性を見ておきます。
造作代金だけでなく、撤去費・修理費・退去時負担まで含めた実質コストで判断します。
4. 業態別に見る設備の優先順位
| 業態 | 優先設備 | 注意点 |
|---|---|---|
| 居酒屋 | 冷蔵設備・フライヤー・ダクト | 深夜営業と臭気制限 |
| カフェ | 空調・客席造作・軽厨房 | 客席導線と客単価 |
| ラーメン | 茹で麺機・強い排気・ガス容量 | 排水と臭気対策 |
| バー | カウンター・製氷機・音響 | 防音と深夜営業 |
5. 内見時の設備チェックリスト
年式
厨房機器の製造年、修理履歴、保証の有無を確認します。
動作
冷える、火がつく、排気する、水が流れる、異音がないかを見ます。
所有権
譲渡対象、貸主所有、リース品、残置物を分けます。
撤去義務
退去時にスケルトン返しが必要か、居抜き退去できるかを確認します。
まとめ
厨房機器・造作譲渡は、初期費用を数百万円単位で下げられる可能性があります。一方で、故障・撤去・原状回復のリスクもあるため、INUKIBAでは設備一覧と実質コストを整理して提案します。
PRACTICAL RESEARCH
この記事を店舗譲渡の実務に使うためのチェック
店舗譲渡・居抜き売却は、設備の見せ方だけでなく、原状回復、引渡し時期、貸主承諾、譲渡対象の切り分けで結果が変わります。
判断する数字
| 譲渡対象 | 厨房機器、内装、什器、看板、空調、音響、リース品を分ける |
|---|---|
| 原状回復 | スケルトン返しの有無と見積額を確認する |
| 引渡し時期 | 閉店日、内見可能日、鍵渡し希望日を決める |
| 希望譲渡額 | 設備価値だけでなく、募集期間と撤去費回避額を含めて考える |
| 営業情報 | 席数、坪数、賃料、営業年数、売上傾向を匿名で整理する |
相談・申込前チェック
- 営業中に外観・客席・厨房・設備・バックヤードの写真を撮る
- 譲渡対象と撤去対象を一覧化し、所有物・リース品・貸主所有物を分ける
- 閉店を公表する前に匿名で後継候補を探せるか確認する
- 原状回復見積と譲渡可能額を並べ、どちらが手残りを最大化するか比較する
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